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6月は湿気が多く、「乾燥」とは無縁に思える季節です。
ところが実際には、お口の乾燥を感じる方は少なくありません。
お口の乾燥は、むし歯や歯周病だけでなく、お顔の印象にも関係していることがあります。
今回は「顔のたるみ」と「お口の乾燥」の意外なつながりについてお話しします。
年齢とともに気になるお顔のたるみ。
その原因として、筋力の低下や皮膚の変化がよく知られていますが、お口の乾燥も無関係ではありません。
お口の周りの筋肉や表情筋は、話す・食べる・飲み込むといった動作で日々使われています。
しかし、お口が乾燥すると会話や食事の機会が減ったり、口呼吸が増えたりして、お口周りの筋肉が十分に使われなくなることがあります。
お口の乾燥は、単に「口が渇く」という不快感だけではありません。
唾液には、お口の中を清潔に保ち、食べ物を飲み込みやすくし、細菌の増殖を抑える働きがあります。
そのため唾液が減ると、
といった変化が起こることがあります。
また、お口をぽかんと開ける時間が長くなると、口周りの筋肉が十分に使われず、お顔の印象にも影響することがあります。
唾液は「天然のうるおい」ともいえる存在です。
食事をするとき、話をするとき、飲み込むときなど、私たちは知らず知らずのうちに唾液の助けを受けています。
よく噛んで食べることは唾液の分泌を促し、お口の健康維持につながります。
また、しっかり噛むことはお口周りの筋肉を使うことにもなり、表情を豊かにする助けにもなります。
梅雨は湿度が高いため、乾燥とは無縁に思われがちです。
しかし、お口の乾燥は空気の湿度だけで決まるわけではありません。
エアコンの使用が増えたり、口呼吸の習慣があったりすると、お口の中は乾燥しやすくなります。
また、ストレスや疲れがたまると唾液の分泌が減ることもあります。
「最近なんとなく口が渇く」「朝起きると口の中がねばつく」という方は、お口の乾燥が起きているかもしれません。
お口の乾燥対策は、特別なことではありません。
まずはよく噛んで食べることを意識してみましょう。
噛むことで唾液の分泌が促され、お口のうるおいを保ちやすくなります。
また、こまめな水分補給や鼻呼吸を心がけることも大切です。
お口の体操や会話を楽しむことも、お口周りの筋肉を動かす良い習慣になります。
無理なく続けられることから始めてみましょう。
顔のたるみというと、お肌や表情筋だけに目が向きがちです。
しかし、お口の乾燥や唾液の働きも、お顔の印象に関わる大切な要素です。
お口の健康を守ることは、毎日の快適さだけでなく、いきいきとした表情にもつながります。
気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。