※土曜は9:00-15:00
ホワイトニング
ホワイトニングは、薬剤を使って歯の内部に入り込んだステインを除去し、着色分子を分解する施術です。そのため、表面の汚れを落とすのではなく、歯そのものを白くできることを特徴としています。歯質による個人差はありますが、白さをある程度コントロールできるので、軽めに白くしたい人や、周囲の人に驚かれるほど白くしたい人などシチュエーションに合わせた施術もできます。
歯の着色には大きく分けて2種類あります。外部的なステイン、そして内面的なステインです。外部ステインとは、歯の表面に着色している汚れなどです。歯磨き粉や、マウスウォッシュを使用することで、多くは取り除けます。一方、内面的なステインとは歯のエナメル質に出来てしまったマイクロクラックの間についた汚れや、象牙質(エナメル質の下にある層)の着色を示します。歯面に長期的にこびりついた汚れ(コーヒーなどの着色、喫煙習慣からの着色)や、内部的なステインは歯科医院で行うプロ用のホワイトニングでなければ落とすことが出来ません。
ステインはいわゆる歯面に付着した「汚れ」です。毎日のブラッシングが不十分なことで歯の表面に歯垢が残ると、それに色がつくことで見た目が悪くなっていくのです。天然歯にはもともと透明感がありますが、ステインが多く付着するほど透明感が失われていきますし、歯の白さも阻害されていきます。コーヒーや赤ワイン、カレーやチョコレートなどの着色性が強い飲食物や喫煙も歯の色合いを悪くしていきます。
薬剤を使用したことの副作用や体調不良などがあると、歯を構成する要素が変色して白さを阻害することがあります。特に1965~1970年前後に生まれた方の場合、テトラサイクリン系の抗生物質を使用したことで歯に変色が起こっている例があります。また、年齢に関係なく、神経を除去した歯は色が悪くなりますし、銀歯の成分が溶けだして影響する例もあります。
ホワイトニングの薬剤にて内部ステインを取り除きます。
塗布されたホワイトニング薬剤の中の酵素分子が着色分子を分解します。
着色分子が分解され光の透過性がよくなることで歯が明るく見えます
オフィスホワイトニングは歯科医院内で、歯科スタッフが立会いの元行うホワイトニング処置です。ホームホワイトニングよりも効果の高い35%の過酸化水素を用いたホワイトニングジェルを使用し、安全にかつ快適にホワイトニングを行います。短期で効果を発揮するので、就活、結婚式など大切なイベントに合わせ、歯を白くしたいと考えている方へおすすめです。
ホームホワイトニングは、1日2時間、ご自身のカスタムトレイ(マウスピース)にジェルを入れて行います。ホームホワイトニング材は過酸化尿素10%の粘性のあるジェル「オパールエッセンス ジェル10%」を使用します。過酸化尿素10%というと消毒液などで使用される薬局などでも目にする薬品であり、私たちの生活の中でも身近なものであるといえます。効果が出るまでに少し時間がかかりますが、好きな時間に、好きな場所で出来ることから、忙しい方にお勧めです。
歯型の型を取らなくても家でホワイトニングができる新しいホームホワイトニングシステムです。トレー(マウスピース)は1回ごとに使い捨てのため衛生的にも安心。自分のご都合がいい時間に90分ほどホワイトニングを行うだけで、気軽にホワイトニングができます。