※土曜は9:00-15:00
審美歯科
人間は会話をするとき口に視線を向けるので、歯の色や形は印象を大きく左右します。銀歯があることや、歯の黄ばみが気になって手で口を覆いながら会話する人もいます。審美歯科は、そんな悩みを解消するために、美しい口元を提供することを追及しています。
審美歯科ではセラミックを使った詰め物・被せ物や、ホワイトニングを扱います。この点を見ると、色と素材の美しさがすべてのように思われるかもしれません。しかし、当院は「機能」や「健康面」にもしっかり目を向けています。単に白い歯を入れるだけでなく、耐久性や噛み合わせにも注意を払い、お口全体が健康になることこそが「美しさ」だと思っているからです。
審美歯科では、詰め物・被せ物を主としてセラミックを用いた素材で作製しています。セラミックにもいくつかの種類がありますが、人工歯でありながらも天然歯のような透明感を持つ素材がありますし、以前は割れや欠けが多かったセラミックも近年は耐久性が良くなっています。また、セラミックには、生体親和性が高いメリットもあります。機能と美しさの両立を求める方は、ぜひセラミックを使った審美治療をご検討ください。
ガラス繊維を含むことで、従来のセラミックにあった割れや欠けを少なくしたうえに、美しさがアップしたのがe-maxです。強度が高い素材でありながらも対合歯を痛めない程度に作られているので、お口の中全体の健康も考慮されています。
ジルコニアは金属ではありませんが、金属にも匹敵する強度を持っています。そのため強い力がかかる奥歯にもおすすめです。また、人工ダイヤモンドに使われるほどの美しさもあるので、見た目の良さでも優れています。
セラミックと、レジンと呼ばれる医療用プラスチックを混合した素材です。オールセラミックに比べると美しさや強度の面ではやや劣りますが、価格的にリーズナブルです。また、レジンの詰め物・被せ物より美しく耐久性も高いメリットがあります。
金属をベースとして作った内冠に、セラミックをコーティングしている被せ物です。金属を使っているので強度が高いうえに、見た目の美しさもあります。そのため強度が要求される奥歯にも、美しさを重視したい前歯にも利用可能です。
ゴールド(金合金)やプラチナで作る詰め物・被せ物です。見た目はセラミックのような自然さはありませんが、天然歯に近い適度な硬さを持つので対合歯を痛めません。また生体親和性の高さでも優れています。
歯の着色や黄ばみが気になって、口を開けて笑うことに抵抗があるという人におすすめしたいのがホワイトニングです。ホワイトニングは薬液の作用で歯を白くするので、削って被せる治療ではありません。そのため、歯の寿命を気にすることなくコンプレックスを解消することが出来ます。