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「最近、なんだか口が乾く」
「朝起きると、口の中がカラカラしている」
「以前より水分をとることが増えた気がする」
そんな変化を感じることはありませんか?
口の乾燥は、ちょっとしたことのように思えて、
「年齢のせいかな」
「このくらいで歯医者さんに相談することなのかな」
と、そのままにしている方もいらっしゃると思います。
でも、お口の乾燥も歯科医院で相談していただきたいことのひとつです。
普段あまり意識することのない唾液ですが、お口の健康を守るために大切な働きをしています。
食べたり話したりするときにお口の中を潤すだけではありません。
食べかすなどを洗い流したり、酸性に傾いたお口の中を元に戻すのを助けたり、歯の再石灰化を助けたりと、さまざまな役割があります。
そのため、唾液が少なくなってお口が乾燥すると、
「食べものが飲み込みにくい」
「話しにくい」
「口の中がネバネバする」
「口臭が気になる」
「舌や口の中がヒリヒリする」
といった変化が現れることがあります。
また、唾液による自浄作用などが低下するため、むし歯や歯周病のリスクにも関係します。
お口が乾く原因はひとつではありません。
水分不足や緊張、口呼吸などで一時的に乾くこともあります。
一方で、服用している薬の影響、加齢による変化、唾液腺の働きの低下、全身の病気などが関係していることもあります。
いくつかの原因が重なっていることもあるため、「年齢のせい」と決めつけないことが大切です。
「昔はこんなに口が乾かなかったのに」
そんなふうに感じ始める方もいらっしゃいます。
特に女性は、年齢を重ねる中で体調や生活環境など、さまざまな変化があります。
ただし、「この年代だから口が乾く」と単純に決められるものではありません。
大切なのは年齢そのものより、
「以前の自分のお口と何か違う」
という変化に気づくことです。
軽い乾燥であれば、こまめに水分をとる、よく噛んで食べる、室内の乾燥を避けるなど、日常生活の中でできることもあります。
口呼吸になっていないか、服用しているお薬がないかなどを振り返ってみることも、お口の乾燥を考える手がかりになります。
ただ、乾燥が続いている場合や、食べにくさ・飲み込みにくさ、痛みなどがある場合は、セルフケアだけで済ませず原因を確認することが大切です。
歯科医院は、虫歯が痛くなったときだけに来る場所ではありません。
「最近、口が乾くんです」
「朝起きたときが特に気になります」
「舌がヒリヒリすることがあります」
そんなお話も、お口の状態を考えるための大切な情報です。
お口の中を確認して、必要に応じてセルフケアについてお話ししたり、歯科だけで判断せず医科での確認が必要と考えられる場合には、適切な受診につなげたりすることもあります。
「前とは少し違うな」と感じたときに、その変化をそのままにしないこと。
それも、これからのお口を大切にしていくためのひとつのきっかけです。
ワカバ歯科診療所では、歯だけでなく、お口の中で気になっていることもお聞きしながら、一緒に考えていきます。